朝、NHKFMラジオをつけてニュースを聴くのだが、2月9日のニュースのトップは耳を疑うような内容だった。それは、昨年末(2024年)発見された小惑星が、2032年に2.2%の確率で地球に衝突するおそれがあるという推定を、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)が発表した、というものだった。小惑星は直径40~90メートルで、衝突した場合は地球に深刻な被害を与えるおそれがある、という。この小惑星については今後も観測を続け、正確な軌道が特定されると、地球に衝突するリスクはゼロになるケースも多いとのことだった。
万一この小惑星が衝突するとしたら、それはほんの7年後のことではないか。恐竜絶滅の歴史なども頭をよぎる。人間どもよ、戦争をしている場合か!とつくづく思う。
だが、その後このニュースは、トランプ米大統領と石破首相の日米首脳会談のニュースなどの影に隠れてしまった。それとも、人々に不要な不安を与えてはいけないというおかしな配慮なのだろうか?人類は弱い存在だということを忘れてはならないのだ。
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