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民話の原点(むがすむがす、あったとやぁ)

zensakka

民話の原点「むがすむがす」  民話採訪者 小野和子さん(90歳)

民話は人から人へと語り継がれていく。

子供の頃に聞いた『むかしむかし』の話があったら聞かせてくださいませんかと尋ね回るのである

民話採訪者とは、民話を聞くことだけが問題ではなく、その語り手その人を尋ねる仕事である。採話や採集ではないという。人が語る民話と民話集にある筋の通った物語との間に隔たりがある。

「むかしむかし」は東北地方では「むがすむがす」となまって聞こえる。

宮城県北に住む89歳のヤチヨさんは「猿の嫁ご」という話を聞かせてくれた。

家の都合で猿に嫁入りさせられた百姓の娘が、知恵を働かせて猿を川に落とし、

『ばか猿やぁい』と悪態をつく話もその一つである。語りは猿が川に落ちる場面で最も輝くと。どうやら嫁に来た当初、毎日しゅうとめにいびられ、川で泣くしかなかった想いが物語りになっているらしい。

東日本大震災の後、民話の種が生まれると思ったという。つらい体験から抜け出すため、記憶を客観化し、物語化していく気配が感じられたと言う。

小野さんは東北の各地を巡り、聞く人を集め、民話の種を話してもらっている。

be on Saturday 2025/03/08 mrmt


 
 
 

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