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イグ・ノーベル賞

  • zensakka
  • 9月24日
  • 読了時間: 1分

 イグ・ノーベル賞は人を笑わせつつ考えさせる研究に贈られる賞である。日本人は19年連続で受賞しているとか。なるほど、その研究はユーモアにあふれている。


今回の日本人の受賞は、「シマウマ」ならぬ「シマウシ」で、牛をシマウマのような柄に塗ると、アブなどの吸血昆虫がつきにくくなるという研究成果である。畜産農家は吸血昆虫に悩み果てているのだが、児島朋貴さんが生物学賞を受賞した。

他にいくつかの分野がある。


平和賞:ほろ酔い状態で外国語で議論すると、しらふ状態より上手に話せることを実験研究した。これ体験したことありませんか。


心理学賞:「あなたは賢い」と褒めすぎると。ナルシストになる。ナルシストとは自己愛の強い人のことですかね。


文学賞:爪が伸びる速さを35年間記録した研究である。

日本には「苦髪楽爪」という諺がありますよね、苦しんでいる人は髪の毛が伸びる、楽をしている人は爪がよく伸びるという諺です。あなたは髪が伸びますか、爪が伸びますか。


以上 森本正昭 記

 
 
 

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